微生物応用技術研究所研究報告集 第14巻 平成22年度 p.5-19
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研究紹介
1.簡易空撮気球「ひばりは見た!」で撮影した自然農法圃場の画像解析
加藤孝太郎1・田渕浩康1・竹内正1・奈良吉主1・河原崎秀志1・萬両美幸1・阿部修二2・宮島一人2・鈴木智治2・横田克長2・横田かおり2(1 財団法人微生物応用技術研究所 研究科 2 財団法人微生物応用技術研究所 自然農法大学校)
簡易空撮気球「ひばりは見た!」で撮影した自然農法圃場を画像解析して作物の被覆率を求め、土壌分析や生育調査とのデータと比較した。サツマイモ圃場では、被覆率が高いほど、土壌の有効態リン酸や交換性塩基の含量が高かった。ダイコン連作圃場の被覆率と生育パラメーターは、牛ふん堆肥区が最も高く、次いで化成肥料区、草質堆肥+培養土区の順であった。ダイコン連作圃場の被覆率と生育パラメーターの間には、高い正の相関があった。
キーワード:空撮気球、画像解析、自然農法、サツマイモ、ダイコン